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建築模型を仕事にするには? その2

前回に引き続き、「建築模型」についてのお話です。

建築模型をどういう風に仕事にするのか?

それは建築模型と図面の知識をもって、建築事務所や設計事務所などに就職することです。きちんと図面が読めてモデリングができるとなれば、就職できる可能性は大きく広がります。そこできちんと結果を出して、人脈を作り、そこで初めてフリーランスのモデラーとして仕事ができる土台ができます。今フリーのモデラーとして活躍している人の大半は、このような道を辿っているのではないでしょうか。

正栄の建築模型コースは、モデリングだけではなく、図面の勉強もしていただきます。そして、現役のモデラーが通信教育では教えられない実践的な技術をお教えします。

建築模型に興味のある方は、まず体験説明会に是非いらしてください建築模型という仕事の実際をお話させていただきます。

建築模型コースの紹介はこちら!

ちなみに正栄では、建築模型にご興味のある方向けに体験型のワークショップを開催しています。
建築模型の入門的な内容を気軽に学べる講座です。下記ストアカページからお申し込みください。

https://www.street-academy.com/myclass/58866?sessiondetailid=650460

 

建築模型を仕事にするには? その1

「建築模型を仕事にする」とはどういうことなのでしょうか?

そもそも建築模型に興味があるというみなさんは、建築模型が普段どのようなシーンで使われていると思いますか? 建築模型はコンペやプレゼンの際に、完成イメージのサンプルとして資料に使われることがほとんどです。

つまり建築模型を仕事にするには、上に書いたようなビジネスの場に何らかの接点が無くてはいけません。

建築模型の通信教育などでは、よく「建築模型を副業にして稼ごう!」、「建築模型で起業!」という趣旨のキャッチコピーを見かけますが、作った建築模型に対してお金を払ってくれるところがなくては、どんなに模型の腕が良くてもお金にはなりません。営業先が無ければ、仕事にすることはできないのです。

また、単純に模型を作る腕だけを上げても意味がありません。建築模型を受注する際には、図面を渡されて、1/100スケールで作ってください、というふうに言われます。図面にはプラモデルのような組立図が載っているわけではありません。平面図・立面図を見て、自分でパーツを作っていく必要があります。つまり、図面をきちんと読めて、縮尺をきちんと理解していなければならないのです。

現実問題として、営業先をみつけること、そして模型作りだけではなく、図面の知識を身につけることを考えると、通信教育で建築模型を学んで仕事にするというのは難しいといわざるをえません。

長くなりましたので、一旦この辺で。どうすれば建築模型を仕事にできるのかを次回ご紹介します。

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